お久しぶりです!
北海道の酪農学園大学で行われた護蹄研究会に参加してきました!
初日は日装式の皆様と私たちの行なっている機能的削蹄の削蹄手技実習に参加しました。かつて護蹄研究会は実技も行われた事も有りました。護蹄研究会再開されてからは初の実技となりました。
始まってみれば、お互いの疑問点を前向きに話し合う空気に満ちていました。かつての職人さんは かたくなで批判的な交流会になりがちでしたが、時代は常に進化してますね!企画運営の皆様、お互いの理解を深める機会を作っていただき、とても興味深い内容で、貴重な時間になりました。ありがとうございました。
2日目は発表
当社からも、ポスター発表として「ストレスの少ないからこその効率的な誘導柵の設置方法」
これは牛のストレスを最小限にするための重要な考え方です。今までは人間の都合重視で牛達に過度なストレスを与えて作業していました。それを「仕方ない」という発想で恒例化していた業界です。私達はそんな悪習を打破し、アニマルウェルフェアを重視し、牛の行動学を最大限に活用しています。牛が快適に暮らしているからこそ成り立つ仕事と考えます。その一つの例です。是非ともチェックしてください。
当社の代表、齋藤は話題提供として「削蹄記録の利用について」を発表させて頂きました。
手技、スタイルは違えど、牛の事を考え、目指しているものは一緒だと思います。新しい事に挑戦し新しい、技術を生み出すには必ず検証が必要です。その為には記録を残す事は必須条件!日本はこの点において世界から後れを取っている事極まりない!「今迄上手くいっていたのに、わざわざ何故そんなことをしなければならないのか?他にやる事あるだろう!」悲しい事に、会場にはそんな空気が・・・残念! これは、この業界に責任があると思っています。批判的な若者を見ると、ただただ知らないのだろうという事を感じます。牛の為に力をつくしたい気持ちは伝わってきます。だからこそ残念で、悔しくなります。勿論、同志は多くいます。獣医さん、研究者の方々、同業者の仲間達、でも、まだまだ少数派です。
これからも、お互い理解を深めて高め合ってそれが牛のためになるよう頑張りましょう!。
開催関係者の皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした!
次回の開催地などはどうなるかまだ分かりませんが、楽しみにしています。
最終日、小樽まで移動して、観光、余市蒸留所の見学をしてきました。
北海道満喫できました!
それではまた!